2010年4月25日(日)は,世界髄膜炎デーだった. 細菌性髄膜炎は,ワクチン接種で予防ができる. せきずい(脊髄)などを覆う髄膜に肺炎球菌などの細菌が侵入して炎症を起こし,年間200人ほどが発症し20人前後が亡くなる. また,70人前後に知能障害や運動障害などの重い後遺症が残る.
髄膜炎にかかると,発熱,おうと(嘔吐)などの風邪のような病状となる. 1歳前後の子どもがかかりやすい. 肺炎球菌を原因とする髄膜炎は3割前後とされている.
世界保健機関(WHO)は,肺炎球菌ワクチン(PCV7)を定期接種化すべきだと勧告している. 世界101の国で承認されているが,日本では10年以上遅れてようやく承認され,今年(2010年)から使えるようになった. インフルエンザ菌ヒブワクチンは2年前から使えるようになっているが,ワクチン不足が続いている.
そのような状況の中,任意接種ワクチンから国による定期接種ワクチン化への早期導入を訴える活動として,世界髄膜炎デーが行われている.
髄膜炎にかかると,発熱,おうと(嘔吐)などの風邪のような病状となる. 1歳前後の子どもがかかりやすい. 肺炎球菌を原因とする髄膜炎は3割前後とされている.
世界保健機関(WHO)は,肺炎球菌ワクチン(PCV7)を定期接種化すべきだと勧告している. 世界101の国で承認されているが,日本では10年以上遅れてようやく承認され,今年(2010年)から使えるようになった. インフルエンザ菌ヒブワクチンは2年前から使えるようになっているが,ワクチン不足が続いている.
そのような状況の中,任意接種ワクチンから国による定期接種ワクチン化への早期導入を訴える活動として,世界髄膜炎デーが行われている.