3月から5月は,タケノコ(筍)が美味しい時期だ. 春の季語にもなっているほどだ. 
一般市場に出回っているものは,モウソウチク(孟宗竹),ハチク(淡竹)のタケノコが多い. 
これらのタケノコに,米ぬかを付けて売られている. タケノコはえぐみ(蘞味)がある. 
収穫して数日過ぎたタケノコには,シュウ酸やホモゲンチジン酸が含まれるからだ. 収穫1時間以内の新鮮なタケノコであれば,そのまま刺身や焼き物として食べることができるものもある.
えぐみを減らすためには,山菜などと同じようにアク抜きが必要になる. 水 2L に小さじ1杯程度の重曹で煮る方法もあるが,米ぬかと鷹の爪(トウガラシ)を1本入れて40分ほど煮るとよい. 米ぬかはそのためにセットにしている.
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